キラキラ輝く!美と健康特集

50代女性の3人に帯状疱疹が!顔面麻痺、視力障害、髄膜炎、ワクチンで改善

投稿日:

50代以降、しかも女性に多く発症するのだろうか?

「帯状疱疹にかかる患者さんのうち、約60㌫が女性です。更年期障害や、仕事、人間関係、介護などからくるストレスによって免疫力が低下することが一因と考えられます」

 さらには、ここ数年で急激に、患者数が増えているという報告もあるという。

「帯状疱疹は50代以降、どんどん患者さんの数は増えていき、80歳までに『3人に1人』がかかるといわれています。ですので、昨今の超高齢社会では当然、多くなります。加えて、’14年に子どもの水ぼうそうワクチンの定期接種化が始まったことで、水ぼうそうの流行が激減したことも理由の1つです。これで、大人が水痘帯状疱疹ウイルスに接する機会も減り、ウイルスへの免疫力も弱くなります。それで、患者数が増えているのだと考えられます」

 前出の村田さんが「激痛に見舞われた」という症状についzては?

「帯状疱疹では、発疹が主に左右どちらかの胸部やおなか、顔、頭部などに、帯状に出ます。最初は違和感や痛みだけで、赤い発疹が出るのは数日後のことが多い。このタイムラグのせいで、筋肉痛や頭痛と勘違いされ、医師に見落とされることも少なくありません」

要注意なのは、「顔面麻痺や難聴、視力障害、髄膜炎や脳炎という合併症を引き起こす可能性がある」ことだという。

さらに、1~2割の患者さんは、発疹が治まった後も、眠れないほどの激痛が続く『帯状疱疹後神経痛』という後遺症になることもあります。慢性化すると、うつを併発してしまう患者さんも少なくないんです。後遺症を減らすためにも、発症してから『72時間以内』に抗ウイルス薬を飲むのが望ましいですね」

ワクチン接種で発症率は半分に

うーん・・・・・・こんなに面倒な病気なら、なる前に防ぐ手だてはないのか?

「それは第一に、『水ぼうそうワクチン』を接種することですね。子どもへの定期接種で使われるものと同じワクチンが、’16年に50歳以上の大人にも接種できるようになったんです。今のところ、保険適用外ですが、このワクチン接種によって、帯状疱疹を発症する確率は2分の1に、帯状疱疹後神経痛の発症率および重症化は3分の2に抑えられることがわかっています

 なるほど、不安で仕方なければワクチンを打ってしまうことか。また、前出の環境ジャーナリスト・村田さんも、いまだ続く暑さを踏まえてこう助言してくれた。

「不安定な天候が続くこのごろ、9月に入って、一気に気温が下がったかと思うと、10月になって再び上昇するという傾向も近年ではあります。冷房病や不眠に加え、『寒暖差ストレス』にも気をつけ、帯状疱疹を予防してください」

 体の片側にビリビリとした痛みを感じたら、すぐに病院に向かってほしい。

-キラキラ輝く!美と健康特集

執筆者: